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【ソムメモ】品種探求シリーズ#3『ピノノワール その3』世界の産地【ソムリエ解説】

【ソムメモ】品種探求シリーズ#3『ピノノワール その3』世界の産地【ソムリエ解説】

最終更新日: 2024年12月18日

ようこそ、「品種探求シリーズ」へ!
このシリーズでは、ワインの世界をもっと楽しみたい方のために、各ブドウ品種の魅力や特徴を、ソムリエが丁寧にわかりやすくお伝えしています。初心者の方にも親しみやすい内容で、ワインの楽しみ方がぐっと広がるきっかけをお届けします。

前回の「品種探求シリーズ」では、ピノノワールの歴史とルーツについてご紹介しました。フランス・ブルゴーニュ地方で誕生したピノノワールが、どのようにして世界中に広がり、現在の地位を築いたのか。その過程を辿ることで、ワイン界におけるこの品種の重要性を再確認しました。

今回は、ピノノワールが世界中のさまざまな地域でどのように育てられ、どのような味わいを生み出しているのかを探っていきます。ヨーロッパ、ニューワールド、アジアという異なる地域におけるピノノワールの特徴を比較し、それぞれの魅力を解説します。

この記事を通じて、ピノノワールがどれほど多様性に富んだブドウ品種であり、その土地の個性を映し出す存在であるかを、一緒に探求していきましょう!

内容概要

§1.ヨーロッパの産地と特徴

・フランス ブルゴーニュ地方
 コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの違い
 格の違い(地方名、村名、一級畑、特級畑)
・フランス シャンパーニュ地方:スパークリングワイン用のピノノワール
・フランス アルザス地方:軽やかで個性的なピノノワール
・フランス ロワール地方:果実味が豊かでカジュアルなスタイル
・ドイツ:冷涼な気候が生むフレッシュでエレガントなピノノワール
・イタリア:北部のアルト・アディジェ地方など、冷涼な地域で栽培されるピノノワール
・オーストリア:ブルゲンラント地方などでのピノノワール栽培
・スイス:アルプスの冷涼な気候が生む上品なピノノワール
・その他ヨーロッパ:イギリスや東欧諸国でのピノノワールのトレンド

§2.ニューワールドの産地と特徴

・アメリカ
 カリフォルニア:豊かな果実味とアルコール感が特徴
 オレゴン:ブルゴーニュに似たエレガントで酸味のあるスタイル
・チリ:冷涼な気候を活かした濃縮感のあるピノノワール
・ニュージーランド:セントラル・オタゴ地方などで造られる、鮮やかな酸味と凝縮感
・オーストラリア:タスマニアを中心とした冷涼産地のピノノワール
・南アフリカ:ヘムル・エナード地区など、革新的なピノノワール生産地

§3. アジアの産地と特徴

・日本
 北海道:冷涼な気候を活かしたピノノワールの特徴
 長野:高地で栽培されるエレガントなスタイル
・中国:寧夏や山東省での栽培の現状と展望

§4. 比較とまとめ

・比較:地域ごとの特徴
・まとめ:ピノノワールの楽しみ方

§1. ヨーロッパの産地と特徴

フランス ブルゴーニュ地方

ピノノワールといえば、フランス・ブルゴーニュ地方がその本場です。この地域は、ピノノワールを育てるのにぴったりな気候や土壌を持ち、ここで生まれるワインは「繊細で優美」として知られています。ブルゴーニュの中でも特に有名な2つのエリア、コート・ド・ニュイコート・ド・ボーヌには、それぞれの特徴があります。また、ブルゴーニュのワインは格付けが明確にされており、初心者でも選びやすいのが魅力です。


<コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの違い>

ブルゴーニュ地方には「コート・ドール(黄金の丘)」と呼ばれるエリアがあります。ここはピノノワールの産地として特に有名で、さらに北側のコート・ド・ニュイと南側のコート・ド・ボーヌに分かれます。それぞれが異なるスタイルのピノノワールを生み出しています。

コート・ド・ニュイ
力強くて複雑な味わいが特徴です。ここには「ヴォーヌ・ロマネ」や「ジュヴレ・シャンベルタン」といった世界的に有名な村があり、熟成にも向いたピノノワールが作られています。
こんなワインが多い: 重厚感があってしっかりした味わい。

コート・ド・ボーヌ
コート・ド・ニュイに比べると、エレガントで繊細なピノノワールが作られます。中でも「ポマール」や「ヴォルネイ」といった村が有名で、それぞれが個性豊かなワインを生み出しています。
こんなワインが多い: 柔らかくて飲みやすい味わい。

これだけでも、「力強いワインが好きならコート・ド・ニュイ」、「軽やかでエレガントなワインが好みならコート・ド・ボーヌ」という選び方ができます。


<格の違い(地方名、村名、一級畑、特級畑)>

ブルゴーニュのワインは格付けがされていて、どこの畑で作られたワインなのかがラベルに記されています。この格付けを知ることで、どんなワインなのかイメージしやすくなります。

地方名ワイン
「Bourgogne Pinot Noir」といった名前で、ブルゴーニュ全体のブドウを使って作られます。カジュアルに楽しめるのが魅力。

村名ワイン
例えば「ジュヴレ・シャンベルタン」や「ヴォルネイ」など、特定の村で作られたワインです。村ごとの個性を感じられるワインで、ちょっと特別感があります。

一級畑(プルミエ・クリュ)
村名の後に畑名が記載されるワインで、「ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャック」のように表記されます。テロワール(畑の特徴)がはっきりと表れるワインです。

特級畑(グラン・クリュ)
最高ランクの畑から作られるワインです。村名は記載されず、畑名だけがラベルに記載されます(例:「ロマネ・コンティ」)。熟成に向いていて、世界中の愛好家が憧れる存在です。

より詳しい解説は、[2024年最新]ソムメモ【第7回 ブルゴーニュ地方】ソムリエ完全解説をご覧ください!


フランス シャンパーニュ地方

ブルゴーニュ以外のフランスでも、ピノノワールはさまざまな地域で栽培されており、それぞれの土地の個性を反映したワインが作られています。シャンパーニュ地方、アルザス地方、ロワール地方では、ブルゴーニュとはまた異なるスタイルのピノノワールが楽しめます。

シャンパーニュ地方は、スパークリングワインの産地として世界的に有名です。この地域では、ピノノワールがシャンパーニュの主要品種の一つとして使用されています。

ピノノワールの役割
ピノノワールは、シャンパーニュに豊かなコクや力強さを与える品種として重要です。通常はシャルドネやピノ・ムニエとブレンドされ、泡のあるエレガントなワインを生み出します。

ブラン・ド・ノワール
赤ワイン用のブドウであるピノノワールを使いながらも果皮を除いて仕込むことで、白ワインのような仕上がりのスパークリングワインが作られることがあります。これを「ブラン・ド・ノワール」と呼びます。

シャンパーニュ地方のピノノワールは、果実味よりも構造や質感を重視したスタイルが多いのが特徴です。


フランス アルザス地方

フランス東部のアルザス地方は、ドイツとの国境近くに位置し、冷涼な気候が特徴です。この地域では、ピノノワールは珍しい赤ワイン用の品種として栽培されています。

ワインのスタイル
アルザス地方のピノノワールは、ブルゴーニュに比べて軽やかでフレッシュな味わいが特徴です。香りにはラズベリーやチェリーなどの赤い果実が感じられ、タンニンは控えめで飲みやすい仕上がりになります。

赤ワインとロゼワイン
アルザスではピノノワールが赤ワインとして造られるほか、フルーティーで軽やかなロゼワインとしても人気があります。

アルザスのピノノワールは、気軽に楽しめるワインとしておすすめです。


フランス ロワール地方

フランスのロワール地方は、広大なエリアにわたり多様なスタイルのワインを生産しています。ピノノワールは、この地域の冷涼なエリアで栽培されています。

ワインのスタイル
ロワール地方のピノノワールは、果実味が豊かでフレッシュな酸味が特徴です。タンニンは穏やかで、軽快な飲み口が楽しめます。

栽培地域
特にセントル ニヴェルネ周辺(サンセールやメネトゥ・サロン)でピノノワールが栽培されています。この地域では、赤ワインだけでなくロゼワインも作られています。

ロワール地方のピノノワールは、ブルゴーニュほどの複雑さはありませんが、爽やかで親しみやすいスタイルが特徴です。

ドイツ

ドイツでは、ピノノワールは**シュペートブルグンダー(Spätburgunder)**という名前で知られ、冷涼な気候を活かしたエレガントなワインが造られています。特にフランスとの国境に近いファルツやバーデン、アール地方が有名です。

ワインのスタイル
ドイツのピノノワールは、フレッシュな赤い果実の香りと軽やかな酸味が特徴です。冷涼な気候の影響で、タンニンが控えめで飲みやすいスタイルが多いです。

人気の産地
アール地方では、力強さと酸味のバランスが取れたピノノワールが造られています。一方、バーデン地方は、温暖な気候の影響でより果実味が濃縮したスタイルのワインが多いです。

ドイツのピノノワールは、赤ワインが苦手な方でも親しみやすい軽やかさが魅力です。


イタリア

イタリアでは、ピノノワールは**ピノ・ネロ(Pinot Nero)**と呼ばれ、主に北部の冷涼な地域で栽培されています。

主要産地

アルト・アディジェ
アルプス山脈の麓に位置し、エレガントで酸味のあるピノノワールが生産されています。
ロンバルディア(フランチャコルタ)
ピノノワールを使ったスパークリングワインが有名です。

ワインのスタイル
軽快でフルーティーな味わいから、しっかりとしたボディのあるワインまで幅広いスタイルがあります。

イタリアのピノノワールは、フレッシュさと果実味のバランスが良く、カジュアルなシーンでも楽しめるワインです。


オーストリア

オーストリアのピノノワールは、主に冷涼な気候を活かして造られており、ブルゲンラント地方ニーダーエスターライヒ地方が中心です。

ワインのスタイル: オーストリアのピノノワールは、赤い果実の香りとスパイスのニュアンスが特徴で、フレッシュな酸味を持つバランスの良いワインが多いです。

産地の特徴
ブルゲンラント地方は、日照量が豊富で、果実味が凝縮したピノノワールが造られます。

ニーダーエスターライヒ地方では、冷涼な気候を活かした繊細な味わいが特徴的です。

オーストリアのピノノワールは、料理との相性も良く、特に白身肉やマイルドなチーズとのペアリングがおすすめです。


スイス

スイスのピノノワールは、アルプス山脈の冷涼な環境の中で育まれ、非常に個性的なワインが生み出されています。スイス国内では「Blauburgunder(ブラウブルグンダー)」と呼ばれることもあります。

ワインのスタイル
軽やかでフレッシュな味わいが特徴で、赤い果実の香りと滑らかなタンニンが楽しめます。

主要産地
ヴァレー地方: 日照時間が長く、果実味が豊かなピノノワールが生産されます。
ジュネーブ地方: 軽快でフレッシュなスタイルが中心です。

スイスのピノノワールは、アルプスの自然を感じるユニークな味わいが魅力です。


その他ヨーロッパ

ヨーロッパの他の国々でも、ピノノワールは栽培されており、それぞれの土地の個性を反映したワインが造られています。

<イギリス>
冷涼な気候を活かしたスパークリングワインが中心ですが、近年では赤ワインも注目を集めています。

<スペイン>
カタルーニャ地方では、カバ(スパークリングワイン)の一部としてピノノワールが使用されます。

<東欧諸国(ハンガリー、チェコ、ルーマニアなど)>
冷涼な気候の地域で少量ながらピノノワールが生産されており、リーズナブルでフルーティーなスタイルのものが多いです。

その他ヨーロッパのピノノワールは、まだ知名度は高くないものの、新しい発見を求めるワイン好きには興味深い選択肢となっています。

§2. ニューワールドの産地と特徴

ニューワールドの国々では、伝統的なヨーロッパのピノノワールとは異なる新しいスタイルのワインが生産されています。それぞれの地域の気候や土壌がワインの味わいに個性を与えており、果実味が豊かで親しみやすいピノノワールが多いのが特徴です。


アメリカ

アメリカでは、ピノノワールは特にカリフォルニアとオレゴンで注目されています。広大な土地と多様な気候条件を活かし、地域ごとに異なるスタイルのワインが造られています。

<カリフォルニア>

特徴
カリフォルニアのピノノワールは、豊かな果実味としっかりとしたアルコール感が特徴です。温暖な気候で育つため、ブラックチェリーやプラム、スパイスのニュアンスを持つ濃厚な味わいのワインが多いです。

主な産地
ソノマカーネロスセントラル・コーストなど。特にソノマのロシアン・リバー・バレーは冷涼な霧の影響でエレガントなピノノワールが生産されることで知られています。

<オレゴン>

特徴
オレゴン州ウィラメット・バレーのピノノワールは、ブルゴーニュを思わせるエレガントで酸味のあるスタイルが特徴です。冷涼な気候と多様な土壌が、赤い果実やフローラルな香りを持つワインを生み出します。

主な産地
ウィラメット・バレーダンディ・ヒルズなど。果実味と酸味のバランスが良い、繊細で洗練されたピノノワールが楽しめます。


チリ

特徴
チリでは、冷涼な沿岸部で栽培されるピノノワールが注目されています。濃縮感のある果実味と滑らかなタンニンが特徴で、ラズベリーやブラックチェリーの香りが際立つワインが多いです。

主な産地
カサブランカ・ヴァレーレイダ・ヴァレー。海からの冷たい風がブドウの成熟を遅らせ、フレッシュでフルーティーな味わいが特徴的です。


ニュージーランド

特徴
ニュージーランドのピノノワールは、鮮やかな酸味と凝縮感のある果実味が特徴です。特にセントラル・オタゴ地方では、深みのある味わいのピノノワールが生産されています。

主な産地
セントラル・オタゴマールボロマーティンボロー。セントラル・オタゴは南島に位置し、冷涼な気候が凝縮感と鮮やかな酸味を生み出します。


オーストラリア

特徴
オーストラリアのピノノワールは、比較的温暖な地域で栽培され、熟した果実味が特徴です。フレッシュさと力強さが共存するスタイルが多く見られます。

主な産地
モーニントン半島ヤラ・ヴァレータスマニア。特にタスマニアは冷涼な気候を活かし、酸味が際立つエレガントなピノノワールが作られています。


南アフリカ

特徴
南アフリカのピノノワールは、冷涼な沿岸部で栽培されることが多く、赤い果実の風味とバランスの取れた酸味が特徴です。フルーティーで軽やかなスタイルから複雑で熟成向きのものまで多彩です。

主な産地
ヘムル・エナード地区。南極からの冷たい風がピノノワールに独特のエレガンスを与えています。


ニューワールドのピノノワールは、ブルゴーニュのような伝統的なスタイルとは異なり、それぞれの土地の個性を存分に楽しめるのが魅力です。初心者にも親しみやすい果実味豊かなワインが多いので、ぜひ試してみてください!

§3. アジアの産地と特徴

アジアでは、近年ピノノワールの生産が注目されています。特に日本や中国など、新興ワイン産地での試みが進んでおり、独自のスタイルが生まれつつあります。それぞれの地域の特性を活かしたワインが少しずつ市場に登場してきています。


日本

日本では、冷涼な気候を持つ地域を中心にピノノワールの栽培が進んでいます。繊細な和食に合わせやすいエレガントなスタイルが特徴で、日本独自の味わいが生まれています。

<北海道>

特徴
北海道は冷涼な気候を活かし、ピノノワールの栽培に適した条件を持っています。特に余市や富良野といった地域では、昼夜の寒暖差が大きく、酸味がしっかりしたフレッシュなワインが作られています。

ワインのスタイル
赤い果実の香りが豊かで、軽やかさと繊細さが特徴。タンニンは控えめで、口当たりが滑らかです。

相性の良い料理
和食全般、特に鮭や鶏肉を使った料理と好相性です。

<長野>

特徴
長野県は標高の高い地域にブドウ畑が広がっており、冷涼な気候と日照量のバランスがピノノワールの栽培に適しています。特に東御市や塩尻市が主要産地です。

ワインのスタイル
果実味と酸味のバランスが良く、少しスパイシーなニュアンスを持つワインが多いのが特徴です。

相性の良い料理
きのこ料理や信州そば、鶏肉のローストなどとよく合います。


中国

中国では、ワイン産業が急速に発展しており、ピノノワールも一部の地域で注目を集めています。まだ試行錯誤の段階ですが、将来性が期待されています。

主要産地
寧夏(Ningxia): 冷涼で乾燥した気候が特徴で、果実味が凝縮したピノノワールが生産されています。
山東省(Shandong): 黄海に面した温暖な地域で、フルーティーなスタイルのワインが作られています。

ワインのスタイル
果実味豊かで、酸味が穏やかなものが多いですが、今後さらに品質の向上が期待されています。

今後の展望
中国市場でのワイン需要の高まりにより、高品質なピノノワールの生産が拡大する可能性があります。


アジアのピノノワールは、世界的にはまだ新しい存在ですが、地域ごとの特性を活かしたワインが少しずつ登場しています。特に日本のピノノワールは、和食との相性も良く、初心者にもおすすめです。これからの発展が楽しみな産地と言えるでしょう!

§4. 比較とまとめ

ピノノワールは、その土地の気候や土壌の個性を強く反映するブドウ品種です。ヨーロッパ、ニューワールド、アジアといった各地域で、それぞれ異なるスタイルのワインが生まれています。


比較:地域ごとの特徴

<ヨーロッパ>
フランスのブルゴーニュ地方はピノノワールの本場であり、繊細さやエレガンスが特徴です。特に特級畑では、酸味や複雑な香りが際立ち、テロワールの個性が豊かに表現されています。一方、アルザスやロワール、ドイツでは軽やかでフルーティーなピノノワールが多く、飲みやすさが魅力です。

<ニューワールド>
アメリカ(カリフォルニア、オレゴン)やニュージーランドでは、果実味が豊かで力強いスタイルのピノノワールが主流です。ニュージーランドでは特に鮮やかな酸味が特徴的で、フルーティーかつ濃縮感のある味わいが楽しめます。

<アジア>
日本のピノノワールは軽やかで繊細なスタイルが多く、和食との相性が抜群です。北海道や長野を中心に、地域特性を活かしたワインが造られています。中国では、寧夏や山東省でフルーティーなピノノワールが生産されており、今後の発展が期待されています。


まとめ:ピノノワールの楽しみ方

ピノノワールは、地域ごとに異なる味わいが楽しめる奥深い品種です。

ヨーロッパのピノノワールは、テロワールをしっかり感じたい方や、繊細で複雑なワインを好む方におすすめです。

ニューワールドのピノノワールは、果実味が豊かで親しみやすいワインが多いため、初心者でも楽しみやすいでしょう。

アジアのピノノワールは、和食やアジア料理との相性を重視したい方にぴったりです。

それぞれの地域のピノノワールを飲み比べることで、このブドウ品種の多様性をより深く理解することができます。ピノノワールが持つ幅広い魅力を、自分の好みに合わせて探求してみてください!

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