【ソムメモ】品種探求シリーズ#24『シュナン ブラン その3(後編)』楽しみ方とおすすめワイン【ソムリエ解説】

最終更新日: 2025年2月19日
ようこそ、品種探求シリーズへ!
シュナン・ブランは、フランス・ロワール地方を起源とし、世界中で多様なスタイルのワインを生み出している白ブドウ品種です。爽やかな辛口から、リッチな樽熟成タイプ、さらにはスパークリングや甘口ワインまで、一本の品種でここまで幅広い味わいを表現できるのはシュナン・ブランならではの特徴です。
前編では シュナン・ブランの主要産地や栽培・醸造の違い について詳しく解説しましたが、後編では シュナン・ブランを美味しく楽しむためのポイント に焦点を当てます。適切なサーブ温度やグラスの選び方、料理とのペアリング、産地ごとのおすすめワインなどシュナン・ブランの個性を引き出すコツを知り、さらに楽しむためのヒントをお届けします!
内容概要
§1. シュナン・ブランを美味しく楽しむための基本
・適切なサーブ温度:ワインのバランスを最大限に引き出す
・グラスの選び方:香りと味わいを最大限に楽しむ
・デキャンタージュの有無:フレッシュなシュナン・ブラン vs 熟成シュナン・ブラン
§2. シュナン・ブランと料理のペアリング
・シュナン・ブランの味わいと料理の相性の基本
・おすすめの料理例(シーフード、アジアン料理、チーズなど)
・避けたい料理と、その代替案
§3. おすすめのシュナン・ブラン ❺選
・ドメーヌ ユエ・ヴーヴレ ル モン セック
(フランス・ロワール地方・ヴーヴレ)
・ファミーユ ジョリー・クロ ド ラ クレ ド セラン
(フランス・ロワール地方・サヴニエール)
・マリヌー・クルーフ ストリート オールド ヴァイン シュナン ブラン
(南アフリカ・スワートランド)
・ステレンラスト・アーティソンズ マザーシップ シュナン ブラン
(南アフリカ・ステレンボッシュ)
・ミルトン・シュナン・ブラン
(ニュージーランド・ギズボーン)
§4. まとめ
§1. シュナン・ブランを美味しく楽しむための基本
シュナン・ブランは、その 多彩なスタイルと表情 を楽しめる品種です。フレッシュで爽やかな辛口から、リッチで熟成向きのタイプ、さらには甘口やスパークリングまで幅広いバリエーションがあります。
どのスタイルのシュナン・ブランも、適切なサーブ温度やグラスの選び方 を工夫することで、より一層その魅力を引き出すことができます。
ここでは、シュナン・ブランをより美味しく楽しむための基本ポイントを紹介します。
1. 適切なサーブ温度:ワインのバランスを最大限に引き出す
シュナン・ブランは スタイルごとに適した温度 で提供することが大切です。温度が低すぎると香りが閉じ、逆に高すぎると酸がぼやけてしまいます。
ワインのスタイル | 適温(目安) | 特徴 |
---|---|---|
フレッシュな辛口(ロワール、南アフリカ) | 8〜10℃ | 爽やかな酸味と果実味を引き立てる |
リッチな樽熟成タイプ(カリフォルニア、南アフリカ) | 12〜14℃ | 樽のニュアンスを活かし、バランスの良い味わいに |
貴腐ワイン・遅摘みワイン(ロワール地方) | 10〜12℃ | 甘みと酸の調和を楽しめる |
スパークリング(ペティヤン・ナチュレル、ヴーヴレ) | 6〜8℃ | 泡立ちをキープしながら、フレッシュさを最大限に |
ポイント:
冷やしすぎ注意! 香りや味わいを楽しむために、適温を守る
温度調整のコツ: ワインを冷蔵庫で 約2時間冷やし、飲む前に少し常温に戻す のが理想
2. グラスの選び方:香りと味わいを最大限に楽しむ
シュナン・ブランの多様なスタイルに合わせて、グラスの選び方を変えることで ワインの表現がぐっと引き立ちます。
ワインのスタイル | おすすめのグラス | 特徴 |
---|---|---|
フレッシュな辛口 | 小ぶりな白ワイングラス | 果実味と酸を引き立て、バランスを保つ |
リッチな樽熟成タイプ | 大ぶりのブルゴーニュ型グラス | 空気との接触を増やし、複雑な香りを楽しめる |
甘口ワイン | 小さめのグラス(デザートワイングラス) | 甘みを強調しすぎず、酸とのバランスをキープ |
スパークリング | フルートグラス or ユニバーサルグラス | 泡を長持ちさせながら、シュナン・ブランの香りを引き出す |
ポイント:
樽熟成のシュナン・ブランは大ぶりのグラスがベスト! しっかり香りを開かせる
スパークリングはフルート or ユニバーサルグラスが◎ 泡の美しさと香りのバランスを取る
3. デキャンタージュの有無:フレッシュなシュナン・ブラン vs 熟成シュナン・ブラン
シュナン・ブランは デキャンタージュ(デキャンタに移すこと) によって、さらに魅力を引き出すことができます。ただし、すべてのスタイルでデキャンタージュが必要なわけではありません。
ワインのスタイル | デキャンタージュの推奨 | 理由 |
---|---|---|
フレッシュな辛口 | 不要 | フルーティーな香りをそのまま楽しむ |
樽熟成タイプ | 必要(30分程度) | 空気に触れさせ、より豊かなアロマを開かせる |
熟成シュナン・ブラン(10年以上) | 必要(1時間程度) | 長年閉じ込められていた香りをゆっくり開かせる |
貴腐ワイン・遅摘みワイン | 不要 | 甘みと酸のバランスをそのままキープ |
スパークリング | 不要 | 炭酸が抜けてしまうためNG |
デキャンタージュのメリット:
若い樽熟成タイプは 30分程度 デキャンタすると、香りが開きやすくなる
熟成シュナン・ブランは、酸素に触れさせることで 閉じ込められた複雑な香りを引き出す
ただし、フレッシュな辛口やスパークリングはデキャンタージュ不要!
シュナン・ブランを美味しく楽しむための基本として、次のポイントを押さえましょう。
✔ 適温で提供することで、酸や果実味のバランスを最適に
✔ グラスの選び方を工夫し、香りや味わいを最大限に引き出す
✔ デキャンタージュが必要なタイプと不要なタイプを見極める
このちょっとした工夫だけで、シュナン・ブランの魅力をより深く楽しむことができます。
§2. シュナン・ブランと料理のペアリング
シュナン・ブランは、その 多彩なスタイル によって、さまざまな料理とのペアリングが楽しめる品種です。フレッシュで爽やかな酸味を持つ辛口から、芳醇な甘口、スパークリングまで幅広いため、料理との相性を考えるときは ワインのスタイルを意識することが大切 です。
ここでは、シュナン・ブランと料理の基本的な相性、ペアリングにおすすめの料理、避けたい料理とその代替案について詳しく見ていきましょう。
1. シュナン・ブランの味わいと料理の相性の基本
シュナン・ブランが持つ 「酸」「果実味」「ボディの厚み」 は、料理とのペアリングを考える上で重要なポイントです。
シュナン・ブランのスタイル | 特徴 | 相性の良い料理 |
---|---|---|
フレッシュな辛口 | 高い酸、柑橘系の香り | シーフード、寿司、サラダ |
リッチな樽熟成タイプ | バニラやナッツの香り、コクのある味わい | 鶏肉のクリームソース、リッチな魚料理 |
スパークリング(ペティヤン・ナチュレルなど) | 爽快な泡、軽快な酸 | フライドチキン、天ぷら |
遅摘み・貴腐ワイン | 蜂蜜のような甘み、濃厚なボディ | フォアグラ、ブルーチーズ、デザート |
✔ 辛口のシュナン・ブランは、酸を活かした料理と相性抜群!
✔ 樽熟成タイプは、バターやクリームを使った料理とよく合う
✔ スパークリングは、揚げ物や軽いおつまみにも最適
✔ 甘口は、リッチなチーズやデザートと合わせると格別!
2. おすすめの料理例(シーフード、アジアン料理、チーズなど)
シュナン・ブランのスタイル別に、特に相性の良い料理を紹介します。
① フレッシュな辛口シュナン・ブラン(ロワール地方、カリフォルニアの一部)
酸がしっかりした辛口タイプには、爽やかな料理やシンプルな味付け の料理がぴったり。
おすすめの料理例
生牡蠣やムール貝の白ワイン蒸し(海のミネラル感とワインの酸が相乗効果を生む)
寿司(特に白身魚や貝類)(魚の旨味とワインの酸がよく合う)
ヤムウンセン(タイ風春雨サラダ)(レモングラスやナンプラーの風味と好相性)
✔ 軽めのシーフードやハーブを使った料理との相性が抜群!
② リッチな樽熟成シュナン・ブラン(南アフリカ、ナパ・ヴァレー)
オーク樽で熟成されたシュナン・ブランは、バターやクリームを使った料理、濃厚な味付けの料理 とよく合います。
おすすめの料理例
鶏肉のクリームソース煮(ワインのリッチさと料理のコクが絶妙)
サーモンのムニエル バターソース(樽由来のナッツの風味とバターの相性◎)
ローストポーク ハーブ添え(ハーブの香りとワインの複雑味がマッチ)
✔ クリーミーで濃厚な料理と合わせると、ワインの良さがより引き立つ!
③ スパークリングタイプ(ヴーヴレ・ペティヤン・ナチュレルなど)
泡のあるシュナン・ブランは、脂っこい料理や塩気のあるおつまみ と好相性です。
おすすめの料理例
フライドチキン(スパークリングの爽快感が脂を洗い流す)
天ぷら(繊細な衣の香ばしさと酸のバランスが良い)
カナッペ(スモークサーモンやイクラ)(泡の軽快さが前菜に最適)
✔ 揚げ物や塩気のある料理と合わせると、ワインのフレッシュさが際立つ!
④ 遅摘み・貴腐ワイン(カール・ド・ショーム、南アフリカの貴腐ワイン)
甘口のシュナン・ブランは、リッチな料理やチーズ、デザート と最高の組み合わせになります。
おすすめの料理例
フォアグラのソテー(甘みと脂の濃厚な味わいが完璧なマッチ)
ブルーチーズとドライフルーツ(甘酸っぱい味わいがチーズと絶妙なバランス)
タルト・タタン(リンゴのキャラメリゼタルト)(ワインの酸と甘みがデザートにマッチ)
✔ 甘口のシュナン・ブランは、デザートだけでなく、チーズやフォアグラとも最高の相性!
3. 避けたい料理と、その代替案
シュナン・ブランは 基本的にペアリングしやすい品種 ですが、いくつか注意すべき料理もあります。
避けたい料理 | 理由 | 代替案 |
---|---|---|
スパイシーすぎる料理 | 辛さがワインの酸を強調しすぎる | 甘みのあるシュナン・ブラン(遅摘み)を選ぶ |
強い苦味のある料理(ゴーヤなど) | 苦味とワインの酸がぶつかる | まろやかな樽熟成タイプを選ぶ |
極端に甘いデザート(チョコレート系) | 甘みがワインのバランスを崩す | ハチミツ系の甘さのあるタルトと合わせる |
✔ ワインの酸を邪魔しない、バランスの取れた料理を選ぶのがポイント!
シュナン・ブランは 料理とのペアリングが非常に幅広い品種 ですが、スタイルによって合わせる料理を選ぶと、より美味しく楽しめます。
✔ 辛口はシーフードやハーブ料理と◎
✔ 樽熟成タイプはクリーム系やリッチな料理に
✔ スパークリングは揚げ物や塩気のあるおつまみにぴったり
✔ 甘口はフォアグラやブルーチーズ、デザートと相性抜群
§3. おすすめのシュナン・ブラン ❺選
シュナン・ブランは、その多様なスタイルと個性によって、世界中のワイン愛好家を魅了してきました。ここでは、産地ごとに厳選した 5本のおすすめシュナン・ブラン をご紹介します。フランスの伝統的なスタイルから、南アフリカやニュージーランドの革新的な一本まで、ぜひ飲み比べてみてください!
1. ドメーヌ ユエ・ヴーヴレ ル モン セック
(フランス・ロワール地方・ヴーヴレ)
産地:ロワール地方・ヴーヴレ
ヴーヴレは ロワール川右岸に位置する冷涼なワイン産地 で、シュナン・ブランの多様なスタイルを生み出す地域のひとつ。石灰質や粘土質の土壌が広がり、適度なミネラル感と酸を持つエレガントな白ワインが造られます。ヴーヴレでは 辛口(Sec)から甘口(Moelleux)、スパークリング(Pétillant)まで多彩なシュナン・ブラン が造られています。
生産者:ドメーヌ・ユエ(Domaine Huet)
1928年創業のドメーヌ・ユエは、ヴーヴレの伝統を受け継ぎながら、ビオディナミ農法 に取り組む先駆者的なワイナリー。単一畑ごとのワイン造りを重視し、ル・モン(Le Mont)、クロ・デュ・ブール(Clos du Bourg)、ル・オー・リュー(Le Haut-Lieu) の3つの畑から異なる個性のワインを生み出しています。
ワインの特徴
・青リンゴ、洋ナシ、白い花の香りに、ほのかなミネラル感
・シャープな酸と果実味のバランスが絶妙で、ヴーヴレらしいエレガントなスタイル
・余韻にかすかなハーブやスパイスのニュアンス
ソムリエのコメント
「フレッシュでクリーンな味わいですが、奥にしっかりとした骨格があり、熟成するとより深みのあるワインへと変化していきます。シーフードや山羊チーズとの相性がよく、軽やかさの中に感じられるミネラルが料理を引き立てます。」
2. ファミーユ ジョリー・クロ ド ラ クレ ド セラン
(フランス・ロワール地方・サヴニエール)
産地:ロワール地方・サヴニエール
ロワール地方のアンジュー地区に位置するサヴニエール(Savennières) は、シュナン・ブランの辛口ワインの中でも特に長期熟成に向くスタイルを生み出すことで知られています。片岩質(シスト)主体の土壌が特徴で、ミネラル感が際立ち、骨格のしっかりとしたワイン が造られます。
生産者:ファミーユ・ジョリー(Famille Joly)
「ビオディナミ農法のパイオニア」として知られるニコラ・ジョリーが率いるワイナリー。クロ・ド・ラ・クレ・ド・セラン(Clos de la Coulée de Serrant) は、7haの単一畑から造られる特別なシュナン・ブランで、ロワール地方で最も格式の高いワインのひとつ とされています。
ワインの特徴
・熟した洋ナシや黄桃、アカシアの花、スパイスのニュアンス
・樽熟成によるナッツや蜂蜜のような深みのある味わい
・しっかりとした酸と長い余韻が特徴で、長期熟成にも耐えるポテンシャル
ソムリエのコメント
「初めて飲むと、その密度の高さに驚くかもしれません。果実のボリューム感、酸、ミネラル、すべてが一体となり、複雑な味わいを形成しています。熟成によってさらに奥行きが増し、白ワインの概念を変える一本 です。」
3. マリヌー・クルーフ ストリート オールド ヴァイン シュナン ブラン
(南アフリカ・スワートランド)
産地:南アフリカ・スワートランド
南アフリカは世界最大のシュナン・ブラン生産国であり、中でもスワートランド(Swartland) は、古木(オールド・ヴァイン)を活かしたワインが注目される産地です。乾燥した気候と低収量のブドウから、凝縮感のあるシュナン・ブランが造られます。
生産者:マリヌー・ワインズ(Mullineux Wines)
マリヌー夫妻が率いるワイナリーで、ナチュラルな造りにこだわり、スワートランドのテロワールを最大限に表現 するワインを手掛けています。
ワインの特徴
・熟したパイナップルや白桃、柑橘のアロマ
・口当たりは滑らかで、ほんのりスパイシーなニュアンス
・フレッシュな酸と豊かな果実味がバランス良く調和
ソムリエのコメント
「南アフリカのシュナン・ブランらしい豊かな果実味が感じられる一本。フルーティーながらも酸がしっかりしており、バランスの取れた味わいです。カジュアルに楽しめる一本としておすすめ。」
4. ステレンラスト・アーティソンズ マザーシップ シュナン ブラン
(南アフリカ・ステレンボッシュ)
産地:南アフリカ・ステレンボッシュ
ステレンボッシュ(Stellenbosch) は、南アフリカでも最も歴史があり、ワイン生産の中心地のひとつ。海からの冷涼な風の影響を受けることで、シュナン・ブランに 適度な酸と凝縮した果実味 をもたらします。
この地域のシュナン・ブランは、果実の豊かさと熟成による複雑な風味を兼ね備えている のが特徴です。
生産者:ステレンラスト・ワインズ(Stellenrust Wines)
1928年に設立された歴史あるワイナリー で、シュナン・ブランをはじめとする高品質なワイン造りで評価を得ています。
特に オールド・ヴァイン(古木) によるワイン造りに力を入れており、「アーティソンズ」シリーズは、厳選された区画から収穫されたブドウのみを使用するプレミアムライン です。
ワインの特徴
・洋ナシ、アプリコット、オレンジピールのアロマ
・口に含むと、熟した果実の甘やかさと心地よい酸が広がる
・樽熟成由来のナッツやバニラのニュアンスがあり、余韻が長い
ソムリエのコメント
「このシュナン・ブランは、南アフリカならではの 果実の豊かさ と エレガントな酸のバランス を楽しめる一本。熟成のポテンシャルも高く、3〜5年の熟成を経ることで、より滑らかで深みのある味わいに 変化します。鶏肉のグリルやローストポーク、さらには熟成チーズとも好相性です。」
5. ミルトン・シュナン・ブラン
(ニュージーランド・ギズボーン)
産地:ニュージーランド・ギズボーン
ニュージーランドではソーヴィニヨン・ブランが主流ですが、北島の ギズボーン(Gisborne) 地域では、シュナン・ブランやシャルドネの生産が活発 です。
温暖な気候と日照量の多さが特徴で、フルーティーでピュアな味わいの白ワイン が生まれます。土壌はローム質と石灰質が混ざり、シュナン・ブランに フレッシュな酸とミネラル感をもたらします。
生産者:ミルトン・ヴィンヤーズ(Millton Vineyards)
ミルトン・ヴィンヤーズは、ニュージーランド初のビオディナミワイナリー として知られ、環境への配慮を大切にしたワイン造りを実践しています。
このワインは 単一畑「テ・アライ・ヴィンヤード」 で栽培されたシュナン・ブランを使用し、自然酵母による発酵 を採用することで、ブドウ本来の個性を最大限に引き出しています。
ワインの特徴
・グレープフルーツや青リンゴ、白い花の香り
・口当たりはフレッシュで、酸が際立つクリーンな味わい
・ほのかなミネラル感と心地よいフィニッシュ
ソムリエのコメント
「ナチュラルな造りにこだわったシュナン・ブランで、まるで果実そのものを味わっているかのような透明感のあるワイン です。ミネラル感と程よい酸があり、軽いシーフード料理やハーブを使ったサラダ、山羊のチーズと相性が抜群です。」
今回紹介した5本は、それぞれの産地の特徴が色濃く反映されたワインです。
ワイン名 | 産地 | 特徴 |
---|---|---|
ドメーヌ・ユエ ヴーヴレ ル・モン・セック | フランス・ヴーヴレ | エレガントでミネラル感豊か |
ファミーユ・ジョリー クロ・ド・ラ・クレ・ド・セラン | フランス・サヴニエール | ビオディナミの力強い辛口 |
マリヌー・クルーフ ストリート オールド ヴァイン シュナン・ブラン | 南アフリカ・スワートランド | 果実味豊かで酸とのバランスが良い |
ステレンラスト・アーティソンズ マザーシップ シュナン・ブラン | 南アフリカ・ステレンボッシュ | 熟成ポテンシャルの高いリッチな味わい |
ミルトン・シュナン・ブラン | ニュージーランド・ギズボーン | フレッシュでナチュラルな味わい |
シュナン・ブランは、産地によって異なる個性を楽しめる品種です。
✔ ロワール地方はエレガントでミネラル感が際立つ
✔ 南アフリカは果実の豊かさと酸のバランスが特徴
✔ ニュージーランドはピュアで透明感のあるスタイルが魅力
これらのワインをぜひ飲み比べて、シュナン・ブランの奥深い世界を味わってみてください!
§4. まとめ
シュナン・ブランは、フランス・ロワール地方を発祥とし、世界中で 多様なスタイルのワインを生み出す品種 です。産地や醸造方法によって、フレッシュな辛口からリッチな樽熟成タイプ、さらにはスパークリングや貴腐ワインまで、幅広い表現が可能です。
✔ ロワール地方はエレガントでミネラル感が際立つ
✔ 南アフリカは果実味と酸のバランスが良い
✔ 新世界は自由な発想で多彩なスタイルを展開
料理との相性も抜群で、シーフードや白身肉、チーズ、デザート まで、スタイルに応じたペアリングが楽しめます。
近年、オールド・ヴァインの活用やナチュラルワインの増加 により、シュナン・ブランの可能性はさらに広がっています。これを機に、ぜひ 産地ごとの違いを味わいながら、お気に入りのシュナン・ブランを見つけてみてください!