【ソムメモ】アウトドア×ワインを楽しむ❸つのポイントとおすすめワイングッズ&ワインの紹介
BBQにキャンプ、ピクニックなど、アウトドアが楽しい季節がやってきました。
自然の中で楽しむ贅沢なひととき、それがアウトドアでのワイン体験です。風に吹かれながら、森や海の景色を眺めながら、美味しいワインを味わうという贅沢な時間は、心を癒し、素晴らしい思い出を作ることでしょう。この記事では、アウトドアで楽しむためのオススメのワインとワイングッズ、さらには楽しむ際の注意点などもご紹介します。この記事一本で、あなたのアウトドアでのワイン体験がぐっと魅力的なものになるでしょう!
さあ、自然の中でワインの世界を探索しましょう!
目次
❸アウトドアシーンに合わせたワインの楽しみ方とおすすめワイン
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❶ワインをアウトドアで美味しく楽しむポイント
外では気軽で飲みやすいビールや缶チューハイが一般的ですが、実はワインもアウトドアで楽しめるんです!最近はグランピングやキャンプをお洒落に楽しむ人も増えてきました。調理グッズも豊富で、本格的な食事を外でも食べたい!という人も多いのではないでしょうか?
美味しい料理に、美味しいワインを開放的な外で楽しめたら最高ですよね。そこで、ワインをアウトドアで美味しく楽しむポイントをご紹介します。
ポイント1:ワイン選び
ワインをアウトドアで美味しく楽しむ最も重要なポイントは、どんなワインを選ぶかになります。
アウトドアでのワイン選びにおいて、手軽さは重要なポイントになります。
ビールや缶チューハイに比べて、ワインは瓶が重くて、コルクを開けるためにワインオープナーも持っていかないといけないしと、少し面倒なイメージがあるかと思います。
ですが、近年では様々な形状やタイプのワインが販売されていて、気軽に、手軽にワインを持ち運ぶことができます。
アウトドアでは持ち運びや収納が便利な軽量なワインボトルが重要です。ペットボトルなどの割れにくい素材で作られたボトルを選ぶことで、移動中や野外での活動中に安心して楽しむことができます。
また、コルク栓の代わりにプラスチックキャップやスクリューキャップが使われているワインを選ぶと、栓抜きが不要で手軽に開封できます。特にアウトドアでは、道具を持ち歩かずに手軽にワインを楽しみたいですね。
さらに最近では、缶や小型のパウチに入ったシングルサーブワインというのもあります。シングルサーブワインは、一度に飲みきれる量が分かりやすく、持ち運びや保存が簡単です。ちょっとしたアウトドアでの飲み会やピクニックに最適です。
また味わいに関しても重要なポイントのひとつです。
様々なスタイルがあるワインですが、アウトドアでの活動や暑い季節には、軽やかでさわやかな味わいのワインがおすすめです。シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどの白ワインや、ロゼワインは、軽快な口当たりとフルーティーな風味が楽しめます。
具体的なおすすめワインは後述します。
ポイント2:ワイングラス選び
ワインを飲むのに欠かせないアイテムがワイングラス。せっかくだからと、お気に入りのワイングラスを持って行ってしまうと、悲しい気持ちで割れたワイングラスを片付けるなんてこともあるかもしてません。かといって紙コップやプラスチックのコップで飲むのも少し味気ない気もします。
ここでは、アウトドアで失敗しないワイングラスの選び方のポイントを見ていきましょう。
まず、アウトドアでワイングラスを選ぶ一番のポイントとしては、軽量で割れにくい素材のグラスを選択するということです。プラスチックやアクリルなどの素材は持ち運びや収納に便利で、割れる心配もありません。
また、アウトドアではスペースを節約するために、スタック可能なワイングラスが便利です。スタック可能なデザインとは、複数のグラスを重ねて収納や持ち運びができる形状を指します。通常、グラスの底部やリムの形状が他のグラスと嵌り合うようになっており、安定して積み重ねることができます。これにより、スペースを節約することができます。重ねて収納できるデザインなら、荷物をコンパクトにまとめることができます。
デザインとしては、アウトドアでは安定性が重要ですので、ショートステムまたはステムレスのワイングラスを選ぶことがおすすめです。風や不安定な地面でも安心して置くことができます。
さらに、ワインの香りや味わいを最大限に楽しむためには、テーパード形状のワイングラスを選ぶと良いです。テーパード形とは、グラスの形状が上部から底部に向かって徐々に狭まっていくデザインを指します。ワインの香りを引き立てる効果があります。狭まった部分で香りが集中し、ワインの香りをより豊かに感じることができます。また、テーパード形状はワインを回転させることで味わいの均一化を促し、風味をより楽しむことができる特徴もあります。上部が狭まっているデザインは、香りを集中させる効果があります。
もう一点こだわるなら、絶縁機能のあるワイングラスが良いです。アウトドアでワインを楽しむ場合、室内と比較すると、外気温によってワインの温度が大きく左右されます。絶縁機能のあるワイングラスを選ぶと温度をより長く保つことができます。二重壁構造や断熱材を備えたグラスがおすすめです。
最後に、環境に配慮した選択をすることも重要です。再利用可能なプラスチックやバンブーグラスなど、エコフレンドリーな素材で作られたワイングラスを選ぶと良いです。
ポイント3:冷却方法
ワインを美味しく保つためにはやはり温度管理が重要です。特に、夏の野外の気温はワインにとっては大敵です。アウトドアでのワインを持ち運ぶ際の冷却方法とポイントをご説明します。
ワインの冷却方法として、保冷バッグやクーラーボックスを使用するのが最もスタンダードな方法でです。氷や冷却剤を入れておけば、ワインを適切な温度で保つことができます。またワイン専用のクーラーで手軽に持ち運びできるアイテムもありますので、アウトドアに限らず、ワインを持ち運ぶ際にあると非常に便利なアイテムです。
また、凍った状態の食材(例: 冷凍ベジタブル)をワインと一緒に保冷バッグやクーラーボックスに入れることで、ワインを冷却・保温することができます。食材が解凍される間にワインも冷え、さらに余分なスペースも省略できるため、一石二鳥な方法です。
現地で直前に冷やす場合、水の中に浸ける方法もあります。川や湖などの自然の流水は場所にもよりますが、冷水の場合が多いので、ある程度までワインを素早く冷やすことができます。水の中にワインボトルをしっかりと固定することを忘れないでください。
ポイントとしては、ワインをアウトドアに持ち出す前に、冷蔵庫で事前に十分に冷やしておくことも有効です。冷蔵庫で十分に冷やされたワインは、アウトドアでの冷却時間を短縮することができますし、クーラーなどに入れるにせよ、氷の持続時間が入れるワインの温度によってかなり変化します。
これらのポイントに留意することで、アウトドアでのワインの冷却を効果的に行うことができます。美味しい冷たいワインを楽しむために、適切な冷却方法を選んでください。
❷アウトドア向けワイングッズの紹介
では、以上のポイントを踏まえた上で、アウトドアで役立つワイングッズをいくつか紹介させて頂きます。アウトドアだけでなく、普段ご家庭でワインを飲む際にも役立つグッズですので、是非試してみてください。
ポータブルワイングラスの便利さとおすすめアイテム3選
ポータブルワイングラスはアウトドア愛好家や旅行者にとって、ワインを気軽に楽しむための優れたアイテムです。
軽量で持ち運びが簡単かつ軽量でコンパクトなデザインが特徴です。バックパックやバッグに簡単に収納でき、持ち運びが非常に便利です。
アウトドアでの使用を考慮して、ポータブルワイングラスは割れにくい素材で作られています。プラスチックやシリコンなどの丈夫な素材が一般的で、安心して持ち運ぶことができます。
キャンプ、ハイキング、ビーチパーティー、ピクニックなど、様々なアウトドアでのイベントや集まりでワインを楽しむはもちろん、デザインもおしゃれなものが多く、持ち主のスタイルをアウトドアでも楽しむことができます。
そんな便利なポータブルワイングラスでおすすめのアイテムをいくつかご紹介します。
『Govino ゴヴィーノ』
軽量で割れにくいプラスチック製のワイングラスで、スタック可能なデザインで持ち運びに便利です。またデザイン性も高く、オシャレな雰囲気を演出します。
『Ricce リッチェ』
グラスとステム(脚部)をマグネット接着で組み立てるワイングラスです。接着部を回すだけで簡単に半分に分解できてコンパクトになり、収納ケースに入れて簡単・安全に持ち運びが可能です。
グラス部分は環境ホルモンを含まない安全な樹脂(PCTG樹脂)採用しており、ガラスのような透明感があり衝撃に強い素材です。
『Hydro Flask ハイドロ フラスク』
断熱耐性があり、中に入れた飲み物の温度を一定にキープすることができます。
モダンなデザインで、ワインに限らず様々な飲み物に使用することができるタンブラー型のポータブルワイングラスです。
ワインボトルの保冷・保温に役立つアイテム3選
『UMIEN ウミエン ワインボトル チラー』
ダブル真空断熱壁で設計されており、氷を使わずに冷やしたワインやシャンパンボトルを最長6時間冷たく保ちます。
750mlのワインボトルにフィットしほとんどの750mlワインとシャンパンボトルにフィットします。
『Hydro Flask(ハイドロ フラスク) ワインタンブラー&ボトル』
フルボトル(750ml)のワインがまるまる一本入る、ワイン用の保温ボトルです。
ボトルセットで、タンブラーも付いているので、この商品ひとつで、簡単にアウトドアでワインを楽しむことができます。
『Le Creuset ル クルーゼ ワイン スリーブ』
簡単かつリーズナブルにワインを保冷することができるアイテムです。スリーブの中に保冷剤を入れるところがあり、ワインを冷やすことができます。
アウトドアに限らず、ちょっとワインを持ち運ぶ際にも重宝するグッズです。
❸アウトドアシーンに合わせたワインの楽しみ方とおすすめワイン
一口にアウトドアといってもそのシチュエーションはたくさんあります。海なのか山なのかだけでも飲みたいワインは変わってきますよね。
ここでは、具体的なシチュエーション別に、ワイン選びのポイントやCLUB PINOT NOIRがオススメするワインをご紹介させて頂きます。
ハイキングやキャンプでのワインセレクション
ハイキングやキャンプなどのアウトドアでのシチュエーションでは、気軽にワイワイとカジュアルに飲めるスタイルのワインが良いでしょう。フルーツの熟したアロマがありタンニンがなめらかでジューシーな暖かい産地で造られるワインがオススメです。
例えば、ガメイはフルーティで軽やかな赤ワインで、ボディが軽めなのでアウトドアで飲みやすいです。冷やして飲むこともでき、暑い日にぴったりです。
シラーはスパイシーでフルーティな赤ワインで、アウトドアの冷たい夜にも楽しむことができます。力強い味わいが特徴です。
そして、ピノノワールではチリの温暖なエリアで造られるカジュアルレンジのものや、オーストラリア、南カリフォルニアのピノノワールがベストなチョイスです。
CLUB PINOT NOIR オススメのワイン
透明感あるレッドチェリー色で、ピュアで瑞々しいレッドチェリーと力強いバラ花の香りに仄かに香る木をローストした香りがアクセントを与えます。シャープでクリーンな酸味にやや強めのボディを作るアルコールが絶妙なバランス。キメ細やかなタンニンが舌触りの良いテクスチャをつくる。凝縮感のあるチェリーフレーバーがアフターを締めくくります。
【オススメのペアリング】
セラー出し18度で・・・オリエンタルスパイスとハーブを効かせた牛肩ロースをバーベキューソースで
冷やしめの14度で・・・ムール貝や車海老をいれたペスカトーレロッソにバジルのアクセント
ビーチや海辺でのワインセレクション
アウトドアの中でもビーチや海辺では海風や海の香りが味わいに影響を与えるポイントになります。
海潮の香りや心地の良い風の中で楽しむワインとしては、軽快でドライでシャープなワインなものが良いでしょう。
例えば、ソーヴィニヨン・ブランやピノ・グリージョは、さわやかな酸味と爽やかなフルーツの香りが特徴的で、太陽と海の下で楽しむことにぴったりです。
ロゼワインでは軽やかでフルーティな味わいと淡いピンク色のプロヴァンス地方や南カリフォルニアのサンタバーバラのロゼなどが、ビーチのリラックスした雰囲気にぴったり合います。
ビーチでの特別な時には、バブリーなスパークリングワインを演出してみてはいかがでしょう。シャンパンやプロセッコなどのスパークリングワインは、ビーチでのお祝いや楽しい時間に華を添えます。
そして、ビーチでの夕日を眺めながらゆっくりとワインを楽しむなら、ライトボディの赤ワインがおすすめです。例えば、ピノ・ノワールやガメイは、軽快な赤ワインの代表的な品種で、涼やかな夜にぴったりです。
CLUB PINOT NOIR オススメのワイン
キメの細かい泡と透き通るようなサーモンピンクが食欲をそそります。繊細で上品なフローラルな香りとストロベリーやザクロのような小粒で明るい赤色果実のフレッシュな印象で、果実味と繊細な泡のバランスが高レベルで調和しており、スムースなアタック。ピチピチと弾けるような酸と香水のような芳香性の高いフローラルフレーバーが余韻にかけて長く続きます。
【オススメのペアリング】
しっかり8℃以下まで冷やして、早めのディナーのアペリティフとしても◎。やや低めの10℃以下で、サーモンマリネやエスカベッシュ、サワークリームとアンチョビのブルスケッタなど、酸味と塩味が効いた簡単な小前菜ともベストマッチです。
山岳地帯でのワインセレクション
山岳地帯では、アウトドアに向くワインの中でもよりコクがあり、リッチなスタイルなワインがオススメです。標高が高いところでは気圧の影響もあり、ワインの味わいや香りの感じ方に変化があります。
標高が高い場所は基本的には冷涼な気候なため、ワインには爽やかな酸味があるものが選ぶポイントになります。楽しむ場所と同じような山のエリアで造られたワインは、雰囲気的も相対的にオススメになります。
例えば、イタリアのピエモンテで造られるネッビオーロには豊かな酸味と奥深い香りがあり、山岳地帯の夕暮れに楽しむのにふさわしい落ち着いた雰囲気を醸し出すことができます。
また、スイスで作られているシャスラから造られるワインには爽やかな酸味とまろやかな質感、コクがあり、ほっこりとした印象があり、アウトドアにもオススメです。
ピノノワールでもドイツの山のエリアで造られているものや、ニュージーランド セントラルオタゴのようなリッチな酸味としっかりとした骨格のあるスタイルが山岳地帯のワインタイムを見事に演出します。
CLUB PINOT NOIR オススメのワイン
明るいベリーに野ばらや雨上がりの秋の森のアロマ。シルキーなタンニンが豊潤な果実を絶妙にまとめ、複雑で持続的な余韻に導きます。バイオダイナミック栽培の4つの自社畑ブドウを手摘みし自然発酵(20%全房)、フレンチオーク樽で13ヶ月間熟成。2020年は通年で気温が低く、3月はこれまでで最も冷涼。ハングタイムが長く、果実は凝縮した風味と生き生きとした酸味を備えています。
【オススメのペアリング】
和牛のローストビーフをおろしポン酢で、七味を添えることでワインの香りと相乗しグッド。ワインの温度は繊細なタンニンを感じるために上げすぎないで16-18度をキープしてお楽しみください。
❹おわりに
アウトドアワイン体験は、自然の中で美味しいワインを楽しむ特別な瞬間を生み出します。山々や海辺、森林などの自然の中で、ワインの素晴らしい味わいと自然の息吹を感じることができます。アウトドアならではの開放感やリラックスした雰囲気が、ワインの味わいを一層豊かにします。
山岳地帯の涼しさや風のさわやかさ、ビーチの海風に吹かれながら、フルーティで軽快な白ワインやロゼワインを楽しんだり、力強くスパイシーな赤ワインを味わったりする体験は、ただのワインタイムでは得られない特別なものです。
ハイキングやキャンプ、ピクニックやビーチパーティーでのワインタイムは、日常の喧騒から解放され、自然と一体となる贅沢なひとときです。ワインを選ぶ楽しみ、保冷・保温の工夫、軽量で割れにくいグラスの使い勝手など、アウトドアワイン体験には無限の可能性があります。
自然の美しさとワインの魅力を組み合わせたこの贅沢な体験を再確認し、心に残る素晴らしい思い出を作ってください。そして、次回のアウトドアワイン体験に向けて、さらなる楽しみ方を探求することで、より充実した時間を過ごすことができることでしょう。アウトドアの魅力とワインの素晴らしさを、心ゆくまでお楽しみください!
CLUB PINOT NOIRメンバー募集中 (10%OFFクーポン配布中!)
ピノノワール専門店 「CLUB PINOT NOIR」は、京都でワインバーを営むソムリエ&ソムリエールがプロデュースするオンラインのワインショップです。ワイン好きな皆様にリラックスしてお過ごしいただけるワインバーも、京都市内にて展開中。詳細はこちらよりご覧ください。
ピノノワール種からつくられるワインは、繊細な口当たりと、華やかな香りが魅力的です。世界一高価なワインといわれている「ロマネ・コンティ」もピノノワールから作られており、エレガントなワインの代名詞と言っても過言ではないでしょう。
フランス・ブルゴーニュ地方を筆頭に、ピノノワール種の不動の名産地は多岐にわたります。現在ではアメリカやドイツ、南アフリカ、オーストラリアなど。さまざまな国が産地として名を連ね、その土地や土壌ごとに多様な魅力を感じさせてくれるのも、ピノノワールの持つ面白さです。
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