『優しさと険しさを兼ね備えたジュヴレシャンベルタンの古典』

【土壌】
石灰粘土質

【醸造】
手収穫。100%除梗。低温マセ レーション1週間の後、発酵は温度 管理をしながら約2週間。マロラク ティック発酵の後、樽(新樽10%)に て約12ヶ月熟成。無清澄、無ろ過。

【ワイナリー】
極めて「手づくり」感のワイン造 りをするドメーヌ。比較的若い間か らバランスのとれた風味で、しかも 長熟しても良さを失わないのが、特 徴。農法はリュットレゾネ。

【ソムリエからのコメント】
 輝きのあるパープルレッド。赤い果実、バイオレット、紅茶葉などの香り が嗅いだ瞬間に力強く感じる。ロース トビーフやカカオのタッチが後半に現 れ、深みを与える。スムースな酸がア タックから中盤にかけての骨格をつく り、若々しいながら角の取れたタンニ ンがヴォリュームを出す。酸味、アル コール、タンニンの強さが高いレベル で均衡を保っており秀逸。今飲みでも 十分満足感のある一本。

 Shiny purple red. It has the aromas of red fruits, violet, and black tea leaves, you feel powerful. A touch of roast beef and cacao appears after aeration which gives depth. Smooth acid creates a skeleton from attack to midfield, and youthful but horned tannins forms volume. Acid, alcohol and tannin strength are balanced at a high level. This wine can be drink now but potential for aging at least 10 years or more.

【オススメのペアリング】
室温18°Cで・・・『オマール海老のクリーム煮込み 根菜のトマト煮込みと合 わせて』 

やや温度を上げて22°Cで・・・『鴨の フィレ肉をシンプルに焼き上げて 胡椒 を効かせたワインソースで』