「頑固な古典派から大きく脱皮　ドメーヌ当主が監督するメゾンもの」

【土壌】
粘土石灰質土壌

【醸造】
 映画「モンドヴィーノ」でも主役級で取り上げられたヴォルネイの古典的ワインの銘醸家として名の知れたドメーヌ。全房を用いた醸造など、基本的にはユベール時代の様式を継承しながらも、より完熟したブドウを摘み取り、抽出の仕方や発酵温度の管理をより綿密に行うことで、現在のスタイルを築いている。

【ソムリエからのコメント】
透明感あるラズベリーレッド。ピュアでフレッシュなチェリーの香りにハーブの香りが清涼感を与える。デリケートかつエレガントな香りのバランス。心地よいアタックでしなやかな酸味がストレートに流れる。ジューシーなタンニンをなめらかに感じアフターにかけてゆっくりと広がる。コンパクトかつフレッシュながらブルゴーニュのピュアな果実味を感じる一本。

A transparent raspberry red. The aroma of herbs gives a refreshing feeling to the aroma of pure and fresh cherry. It has balance of delicate and elegant aromas. Pleasant attack and supple acidity flow straight. Juicy tannins feel smooth and spread slowly over the aftertaste. A compact and fresh wine with a pure Burgundy fruit flavor.

【オススメのペアリング】
真空調理をしてしっとりとした食感に仕上げた国産のポークを表面を軽く炙り、粒マスタードを付けてお召し上がりください。ワインの優しいテクスチャと香りがマッチします。ワインは少し冷やし目の15度くらいがオススメです。