『世界最高峰の「白ワイン」の造り手のピノ　通好みの秀逸性』

【土壌】
粘土石灰質土壌

【ドメーヌ】
1920年代前半、ピエール・ラモネ氏によって設立。設立当時の1920年代から元詰を開始、その直後にアメリカ市場に紹介されたことが、世界最高の白ワイン生産者の１人として今日の名声を獲得するきっかけとなった。醸造自体はシンプル。葡萄樹の生体バランスを失い、樹の寿命を早めるとして夏の摘房を避け、春先の摘芽、摘穂を5～8芽だけ残すように厳しく行なう。雹や霜の被害にあって収量が激減しても「その時は仕方ない」と考える。

【ソムリエからのコメント】
深みのあるルビー。真紅のバラと艶感のあるチェリーの香りがエレガント。かすかなオークの香りとビターなスパイス香が複雑性を生む。やわらかく、きめ細かいタンニンと、凛としたミネラル、そして溶け込んだ果実味が非常にバランスよく調和。樹齢40年以上の古樹から生まれる傑出した凝縮感と深い奥行き。

Deep ruby color. An elegant aroma of crimson roses and lustrous cherries. Hints of oak and bitter spices add complexity. Soft, fine-grained tannins, dignified minerals, and blended fruit flavors are well-balanced. Outstanding sense of concentration and depth born from an old tree that is over 40 years old.

【オススメのペアリング】
強すぎず繊細すぎない絶妙なバランスをもつピノにはグリルではなくローストした赤みの肉が優しく調和します。ローストビーフや鴨肉のローストにベリーソースや砕いたペッパーをふりかけたシンプルながら旨味のある料理と合わせてお楽しみください。温度はセラーだしの16度スタートで。