『マオリの言葉で「夜明けの空」　マーティンボローのパイオニア』

【土壌】
ごく浅いシルトに覆われた砂礫まじりの沖積土壌

【醸造】
手摘み果実のほとんどは除梗して開口式ステンレス発酵槽で自生酵母でアルコール発酵（小区画の10%のみ全房発酵）。フレンチオーク樽で10ヶ月間熟成。

【ワイナリー】
マオリ語で”夜明けの空”、 “新たな始まり”を意味するアタ·ランギは、 1980 年、牧⽺農家だったアタ･ランギの創設者クライヴ･ペイトンが マーティンボローの町の端にある５ ha ほどの石ころだらけの放牧地 にブドウを植えたのが始まり。アタ･ランギでは殺⾍剤、化学肥料、除草剤などは使⽤せず、調合剤 やワイルドフラワー、地下の自然の土を掘り起こし散布するなど 、有機栽培と一部バイオダイナミック栽培を採用。ISOが発⾏する、環境マネジメントシステムISO14001に認定。すべての自社畑は 2014 年に NZ のオーガニック認証機関バイオグロ（Bio Gro）認定。

【ソムリエからのコメント】
バラの花びらやブラッドオレンジ、サンダルウッド、香ばしい米の焼き目を想起させる複雑なアロマ、味わいはクランベリーを想起させるチャーミングな赤い果実をシナモン、ベルガモット、ほのかなタバコのフレーヴァーがエキゾチックに縁取る。食事を美しく引き立ててくれるストラクチャーを備えたピノ・ノワール。

A complex aroma reminiscent of rose petals, blood orange, sandalwood, and fragrant rice grains, and a charming red fruit flavor reminiscent of cranberry, exotically framed by cinnamon, bergamot, and subtle tobacco flavors. A Pinot Noir with structure that beautifully complements a meal.

【オススメのペアリング】
若々しさがありつつ味わい深いワインには前菜系の料理にフィットします。パテドカンパーニュやフォワグラの冷製テリーヌにイチジクのペーストソースを添えることでワインにぴったり寄り添います。少し冷やしめの14度前後でお楽しみください

複数の自社畑の若木の区画