【ドメーヌ】
ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サンドニ、シャンボール・ミュジニィ、ヴージョに樹齢の古い畑を9.5ha所有するジャン＝マリー・フーリエ。1級とグラン・クリュが所有面積の70％を占める。父からワイン造りを学び、さらにジャイエやオレゴンでの経験を積んだ彼の哲学は「ブルゴーニュでは、テロワールを尊重すれば何も新たに付け加えるものはない」というもの。

【栽培・醸造】
ステンレスタンクで発酵、バリック16ヶ月(新樽10-20%)後、ステンレスタンク2ヶ月熟成

【ソムリエからのコメント】
深みのあるラズベリーレッドの色合い。ラズベリーやレッドプラムの赤系果実のアロマに、ヴァニラやクローヴといったスパイス、バラを思わせるフローラルなニュアンスが重なります。引き締まった酸が印象的で、タイトな口当たりと凝縮した味わいが感じられるミディアムボディ。滑らかなタンニンが程よいテクスチャーを与え、複雑味のある味わいを形成しています。長くしっかりとした余韻はACブルゴーニュとは思えないクオリティです。

A deep raspberry red hue. Aromas of red fruits such as raspberry and red plum are layered with spices such as vanilla and clove and floral nuances reminiscent of roses. Medium bodied with an impressive tight acidity and a tight mouthfeel with a condensed taste. Smooth tannins give it a nice texture and create a complex palate. The long and solid aftertaste is a quality that you wouldn’t expect from AC Burgundy.

【オススメのペアリング】
旨味を凝縮したような味わいのワインには、オマール海老やムール貝のエキスをふんだんに使ったソースがよく合います。少し温度を上げて20度くらいで香りの華やかさをお楽しみください。