『南半球のDRCと称賛されるオーストラリア産ピノノワールの頂点』
- 商品説明
【ワイナリー】
1979年、ヴィクトリア州の南ギップスランド、バス海峡から20キロ程離れたレオンガサの牧草地にてエンジニア出身のフィリップ・ジョーンズ氏により設立。ワイナリー名は18世紀後半から19世紀初頭にかけてオーストラリア開拓の度史に名を残す人物、ショージ・バス氏とアーサー・フィリップ氏にちなんで名付けられている。今日ではピノ・ノワールのスペシャリストとして知られるが、当初はポルドーのデュクリュ・ボーカイユ風なワインを目指してカベルネ・ソーヴィニョンを主に植樹するも寒すぎて葡萄が完熱せずに断念。やがてアンリ・ジャイエを筆頭としたブルゴーニュワインに魅せられてピノ・ノワールの可能性を見出す。
日夜の寒暖差を伴う冷涼地で降水量が多く灌漑を必要としない場で土質は火山灰が沈積したローム土壌で有機物、ミネラルを豊富に含み、水捌けに優れている。ブルゴーニュに習い、ヘクタールあたり9000樹という高密度で植えており、樹齢が40年近く高まった今では僅か16-22hl/naという低収量まで抑えている。収量をここまで制限する事により土地の個性を最大限に引き出すという考えのもと、1993年よりビオロジック、2002年からはビオディナミへ転換(認証無し)。現在14haを所有。
醸造においては極カシンプルに、人的関与を避けて自然の摂理に沿った製法にて大地のエネルギーをボトルに封じ込めている。淡めな色調からは想像できない位香り高く、凝縮した風味とまるでヴェルヴェットの様な質感を持つ。特に1979年創立時のオリジナルの3.5haの自社畑「エステート・ヴィンヤード」から造られるエステート、プレミアム、リザーヴの3種ピノノワールは1991年の発売以菜、オーストラリア産ピノノワールの最高峰として高い評価を受け、その少ない生産量からカルト的な人気を誇る。
評論家からは「南半球のDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)」と最大限の賛辞を呈されている。ジェームス・ハリディ、ワイン・コンパニオン5つ星ワイナリー。
【ブルゴーニュのスター生産者、ジャン・マリー・フーリエとの縁】
御年74歳を迎えたフィリップ・ジョーンズ氏は長年の功績から既にオーストラリアワイン界のレジェンドとしての地位を築いていたが、一家にワイナリーの跡を継ぐ後継者がおらず、リタイア後にもバス・フィリップの名を汚さない相応しい売却先を水面下で探していた。そこで白羽の矢が立ったのがブルゴーニュのドメーヌ・フーリエの当主、ジャン・マリー・フーリエ氏。ジャン・マリーの家族がオーストラリア在住という事もあって以前より知り合いであり、実際にバス・フィリップでコンサルタントとして栽培醸造に関わり交流があった。古木のマサル・セレクション重視、自然とテロワールを尊重したナチュラルなワイン造りの哲学、アンリ・ジャイエからの影響などの共通点もあり、意気投合し2020年4月に投資家と共に買収を合意。今後はジャン・マリー・フーリエ氏がフライング・ワインメーカーとして栽培醸造の責任者として指揮を執り、ニューワールドとオールドワールドのトップワイナリー同士の融合により大きな話題となる。
単品
オーストラリア
赤ワイン
2020 バス フィリップ / プレミアム ピノノワール Bass Philippe / Premium Pinot Noir<0117>
¥42,800 – ¥43,300(税込)
『南半球のDRCと称賛されるオーストラリア産ピノノワールの頂点』
【店長ソムリエからのコメント】
ブラインドではオーストラリアなのかブルゴーニュなのかは全く見分けが付きません。圧巻の造りの一言ですが、飲むたびにブドウのエネルギッシュさがビシビシと感じます。価格も最高級ですが、ブルゴーニュ以上に価格価値はあります。世界最高峰のピノノワール、是非お飲み下さい。新しいステージが広がります。
【産地】
オーストラリア / Australia
ヴィクトリア州 / Victoria
ギップスランド / Gippsland
【容量】
750ml
【アルコール度数】
13.5%
【品種】
ピノノワール / Pinot Noir
*※今回入荷の2020年ヴィンテージは新旧オーナー両方が携わった最後の年であり、収穫期はフィリップ・ジョーンズ氏が主体となりジャン・マリー・フーリエ氏が手伝い、以後の醸造はコロナによる移動制限により渡航できなかったフーリエ氏がフランスよりリモートで指揮しています。
【輸入元】
豊通食料株式会社
【送料】
1会計の合計購入金額が30,000円(税込)以上で送料無料とさせて頂きます。
*北海道、沖縄など離島は除きます。